”日本だけ”なんて世界はない。「日本があって、世界がある」のではない。

「世界があって、日本がある」。

日本が大事なように、世界も、もっともっと大事です。

「日本だけよければ」「日本人だけよければ」という利己主義は、捨てなければ

ならない。それが二十一世紀です。

世界全体を平和にするために、働いて、働いて、尽くして、尽くしぬいて、

そうしてこそ、初めて日本が、日本人が、世界から感謝される。尊敬される。

そのとき、初めて日本が本当に「平和」になるのです。

「平和の心」が、美しく光る国になるのです。

 

(池田大作が少年、少女に書いた『希望対話』より抜粋しました)