忘備録7.4. 玄関にブルーベリーの枝を飾った。 主人の唯一の友人でもあり、中学の同級生のH君が亡くなって、もう久しい。 彼は、H商店の社長だったが、自社のジャムのため、自分でブルーベリーを摘んでいたと聞いている。彼もきさくな人だった。 そんなことを思い出す。 が、彼が亡くなったようには、主人も私も思っていない。 どこかに行ったのだろうと思っている。 また、いつか、会えるような気がする。 人は死んで、死なない。