夕方になり、雨が降り始めた。

野良猫の孝子がその前にやってきて、えさを食べる。

太郎のミニ散歩に出かける。

そうこうしているうちに雨がひどくなってきた。

 

食卓に「olde」さんで買った蘭を飾り。

そばには、万能川柳の荻笑さんの句集「ラ・シード」を置いて。

 

尊敬している方だ。

 

が、その率直さには驚く。

こんな句があった。

 

パンもらうベンチでボーとしていたら

 

私は、このように、冷静に客観的に自分を見た句は詠めない。

ある意味、突き放している。

 

文学とは、こういうものであろう。