寝室の窓。

 

外は、静かな日曜日。

昨日まで、県外車が行き交っていたが。

 

まったく、のどかな日。

 

世界は、揺れ動いているが、その気配は、うちの近辺にはない。

 

顔見知りのおばさんが、何もすることがないから、

ぶくぶく太っちゃって、と家の近くを散歩していた。

 

ウクライナの人々の明日が見えない状況がちらと頭をかすめた。

 

「ゆっくりなさってください。」

 

幸せを幸せと感じるのは、むずかしいものだ。