夕方は、ここで、本を読む。

夕飯も食べながら。

骨董の本。

 

太郎が棚のところで、寝ている。

 

ともあれ。

今日は一日が無事に過ぎた。

 

この混乱の世界で。

無事に過ぎたことを感謝している。

 

ただ、希望はある。

今日の聖教新聞で、アフリカ・ルワンダ共和国のアーネスト・ルワムキョ駐日大使のインタビューが一面に載っていた。

要約すると、1994年、多数派民族であるフツ出身の大統領暗殺を景気に、フツの過激派や民兵集団が、約三ヶ月間で100万人以上といわれる少数派ツチの人々を殺害するジェノサイド(大量殺害)が起きた、という国だ。

が、今では悲劇の歴史を越え”奇跡の発展”を遂げていると語っている。

 

長文であるため、興味のある方は、ごらんになってください。

 

フツ族とツチ族の人たちは、共同作業によって、

心を回復させてきたということだった。

 

誤解もある。

憎しみもある。

猜疑もある。

が、その怨念を乗り越えて、地球号に乗り込んだ一員として、未来を目指すのがふさわしいのではないだろうか。