大下容子さんへ
やっている、考えている風を装うことはできる。
タモリさんは、昨晩の「タモリステーション」で、ポーランドに派遣された大越健介さんの身の安全をと彼に声を掛けていた。
大越さんのレポートに、大下さんは時間が押すことを気にしていた。
番組の体裁を気にしていたわけだ。
タモリさんの最後の締めのひとこと。
どんな場面でも、ただ、そこに座っているだけの役回りで。
「こうやって、話し合っている間も人が死んでいるんですよね」と。
まったくの出番のない彼が一番、私たち、国民の声を代弁してくれた。
やはり、看板に偽りはなく、「タモリステーション」だったのだ。