二月というのは、春の気配はあるものの、なんとなく、

パカーンとした気分にはならないものだ。

物憂いというというとこまではいかないが。

やはり、コロナ禍のせいでもあろう。

あれこれと心配することもある。

知人で、手術を控えている人もある。

心配しても、どうにもなることではないが。

 

さて、そんなときは。

案外、のんびりしてみるのもいい。

 

普段しないところを掃除してみたり。

ものを買ったりする。

 

以前から見ていた石黒智子さんが本を出すそうだ。

その中で、60才過ぎたら、モノを買わないというのがあった。

私は、それには反対だ。

 

確かに、これから、モノを増やすこともないのであるが。

モノを買うということは、訓練になるから。

大切なお金を遣って、これを買うか、どうかという判断をする。

モノを見る目も養われる。

 

買うか、買わないか。その切羽詰まった判断は、精神を生き生きとさせる。

目を養う。

判断力を養うことは、人生の選択で、必ず、役に立つ。

 

スーパーで買った花たちは、長く、私を楽しませてくれた。

ありがとう。