池田先生は、オーストリアの元文部次官・声楽家のユッタ・ウンカルト=サイフェルト氏との対談で、次のように語っている。

 

「西洋では、人生は『一冊の本』のようなものです。一方、東洋では、生と死は、いわば本の中の『一ページ』。ページをめくれば次のページがあるように、常に生と死を繰り返す。これは貴国のクーデンホーフ・カレルギー伯爵が語っておられたことです」「仏法では、死を『方便現涅槃』とも説きます。疲れた体を休めるために睡眠をとるように、死とは、生き生きとした新たな生への出発の準備であると、

とらえるのです」

 

聖教新聞2022.2.6.より抜粋しました