ほどほどにねとアドバイスする知人に別件で、相談した。
今回も、「ほどほどにね」という言葉で、結論を結んだ。
彼女は、ほどほどの人生を送ると思われる。
そして、どこまでも、のん気で、真剣にならない彼女が好きなのだ。
これからもコロッケを作ったり、昼寝をしたりして、過ごすのだろうなと思う。
権謀術数に長けている私が、主義主張が違う知人になぜ、相談し続けるか。
ともすると、普通のおばちゃんのままであろう彼女に。
少しでも、実態を意識してもらいたい、繋がっていたいと思うから。
彼女の方も、頼られるのは、まんざらでもないようだ。
「なんかあったら、私に言って」と言っていたから。
玄関の外にぶら下げた鈴と、小さな毛糸の帽子。
松本のフェアトレードの品。
可愛い。
