生きるということは、いいものだ。

時として、苦しいこともあるが。

 

犬の太郎が朝早く、近くの公園を散歩させる。

長い散歩は、そのあとなのであるが、時として、急に何かが取り付いたように、

駆け回り始める。

嬉しそうに。

主人はその姿を観て、「天使が降りてきた」と言うのだ。

 

神も仏もあるものかという時代だが。

そうさ、笑って、明日に向かう。