今日の聖教新聞で、飛騨市の取り組みが紹介されていた。

「畑の収穫を手伝って」「うちの商品を試して」ーー。

市民の困り事をインターネットで公開して全国から「お助け」してもらい、交流のつなげる岐阜県飛騨市の取り組み「ヒダスケ!」が好評だ。と。

 

畑の収穫などと手伝い、現地で使える電子地域通貨「さるぼぼコイン」のほか、野菜や果物など主催者の善意に基づく「オカエシ」がもらえると記事は伝えている。

 

この記事を読んだとき、私は、馬の「高山」を買った折、飛騨高山から、通っている「リビルディング」のスタッフS氏の顔を思い出した。

もう、彼は、飛騨で忙しくなり、スタッフではないが、おそらく、彼がこの「ヒダスケ!」に関わっているのだろうと直感した。

 

彼は、飛騨高山の振興に関わっているからだ。

 

岸田総理が、「新・資本主義」という説を唱え始めた。

それは、まったく、見えてこないものであった。

わけの分からないものであった。

 

だが、市民は、とりわけ、若い人は、自分たちの頭で考え、歩き始めている。

その胎動が聞こえてくるようだ。

 

世界は、旧思考の大人たちではなく、新しい考えをもつ若者の台頭を待っている。

彼らは、相談しながら。そして、自分の頭で考え、発言し、行動して、世界を変えていくだろう。

 

自分がその流れに取り残されないように。

自分のできることに今日も集中していく。

 

彼らは明るく、働き者だ。そして、よく、笑う。

時代は、彼らに味方するだろう。