毎日新聞の欄外の新刊の紹介に、荻原博子さんの「私たちはなぜこんなに貧しくなったか」という本がある。

内容の項目に、庶民が政府に騙され続けた平成経済史、「消費税」は個人の懐に入っていた、となっている。

また、出所は、失念したが、自民党の二階さんの懐に、政治資金から、何十億(38億だったと記憶している)というお金が流れたとの文字も読んだ。

二階さんが幹事長を辞める手切れ金なのだろうか。

どちらも、事実とすれば、驚くべき内容だ。

また、これが事実とすれば、五万といる経済学者は、知らなかったのだろうか。

言い出したのは、荻原博子さんだけというのも訝しい。

もし、事実とすれば。政治家と経済学者の国民のだまし討だろう。

 

こんな世の中になるとは、昭和には思わなかった。

 

ニュースを見るのが辛い。だけど、見ないと、世界がわからなくなる。

 

オリンピック後、余ったマスクなど、膨大な数を廃棄したと言う。

こんなに湯水のように、私たちの税金を遣われていいものだろうか。

 

あるチラシが入っていた。

広報誌とチラシを各家庭に入れる仕事の募集だ。

知人のことが気になっていて、賃金を聞いてみて、驚いた。

30円かける世帯数だと言う。

ここらへんだと、200軒なので、6000円。

 

庶民の賃金と政治家の収入が違い過ぎる。

 

私たちは、怒っていい。

税金を払わなくたって、いいくらいだ。

 

政治家は、ぜひ、ボランティアで。

そんな万能川柳を読んだのは、平成だったと思う。