人生の主要なテーマは「自分を知る」ということだと思っているが。
今朝は、毎日新聞を読んでいて、目を疑うような記事があった。
菅総理が、7月17日には次期の総裁選に出馬する意欲を示したと。
そして、もう一つは、海外報道によると、バッハ氏は、
ノーベル平和賞を宿願にしていると。
これには、腰を抜かしそうなほど、驚いた。
ノーベル平和賞といえば、南アフリカのネルソン・マンデラ氏が思い浮かぶ。
彼は、反アパルトヘイト(白人と非白人との人種隔離政策に反対する)に身を投じ、当時の政権によって、27年間の獄中生活をして、釈放され、その後、南アフリカの大統領に就任し、融和に努めたことで有名だ。
確か、バッハさんは、獄中生活はないし、パーチーにいそしんでいるという情報しか、不幸にも得ていない。
その彼がなぜ、ノーベル平和賞を?
自分を知らないのにも、ほどがある。
この言葉は、ドイツ語で、なんというのだろうか。無学でわからない。
そして、日本の国民は、コロナをまるで、忘れたように、オリンピックの金メダルに沸いている。
私たちもまた、自分を知らないと言えよう。
日本は美しいなどと言い出し、また、戦前に戻らないといいが。
杞憂に過ぎないことを祈るのみだ。