これは、タダ。

主人が胸を撫で下ろしていることであろう。

いやいや、仕事で疲れていて、このブログまで、見る時間はないであろう。

申し訳なし。

 

庭のサルスベリの枝を払ったものを鉢に活けて。

 

まったく、金銭感覚の違う夫婦だが。

夫が爪に火をともすような生活をしているので、成り立っている。

 

週末、家に帰ってくるときも、へとへとなのに、タクシーではなく、山道を歩いて登ってくる。「タクシーに乗ってくればいいのに」と言うと、「考えてみたこともない」ときっぱり。

お金を遣うことが嫌だと言う。

 

私は、町への買い物は歩いて下りるが、帰りはいつも、タクシーだ。

歩いて、登ることなど、考えてみたこともない。

 

タクシーを乗らないのも、タクシーに乗るのも自由だが、彼は、私の買うものが高価なのが、気になるようだ。

調味料を入れてある籠を見ては、「高そうだ」と呟いている。

 

だが、「安いものを買ってくれ」とは言えないようだ。

男としてのプライドがあるのだろうか。

そこらへんのことは、深く、話し合ったことはない。

話せば、離婚だろうなと想像している。