松本へは、主たる目的は、スリッパと、欠けた湯呑み、茶托の修理のお願いに。

明日、客人が来るので、なかったスリッパを買うことに。

気に入ったのがないから。買わなかった。

松本家具民芸館にスリッパが置いてあったと思い、行くと、ない。

お店の人に聞いてみると、作っている人が作れなくなったとのこと。

ああ、そういうこともあるんだと。

技術の継承って、難しいですね。

 

少し先の履物やさんで、買いました。

あまり、入ったことのないお店だったせいなのか、目つきの鋭いおばさんが、私のワンピースを見て「青が好きなのか?」と根掘り葉掘り。

靴や籠まで、合わせているけど?とうるさい。

「いえ、色を合わせただけですよ」と受け流す。

 

店の人は、あまり、詮索するものではないなあと。

 

松本は、観光で栄えた町なので、なにか、

気持ちの良さがなくなっているなあと感じました。

 

今が一番、苦しいときなのでしょう。

 

そんなとき、いつもの笑顔で迎えてくれるお店が何軒かあったのは、幸いでした。