痛ましい事故、痛ましい結果は。
池袋の暴走で、妻子を亡くした松永拓也さんであろう。
鬼となって、公判で旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告に直接質問した。
が、彼は、自分の体の不如意を訴えるだけで、自分の行為がどのような痛みを人に与えたかには、想像ができないようであった。
松永さんは、人は変わらないものであろうかと失望していた。
社会的に地位の高い人は、その責任があるだろう。
それができない人格の人は、地位を得るべきではない。
人として、劣っているから。
人間は劣化しているのだろうか。
人類が、進歩していたのは、いつまでだろうか。
人は、いつまで、不幸の螺旋階段を登り続けないといけないのだろうか。
いつまで、と考えて。
今、できることをしよう。
目の前を見ること。
そこから、始めよう。