ほぼ、30代後半から、ブログを書き続けたわけだが。30年近く。

それで、よかったことは、自分の思ったことをスラスラ書けるようになったことだ。

ここ最近は、50通くらいの葉書、手紙を書いてきた。

何を書こうかと思わなくても、内容が現れてくる。

 

毎日新聞の日曜版で、山田詠美さんが自分は家政婦のように文を書いてきたと打ち明けている。

家政婦のようにというのは、言い得て妙だ。

 

毎日、玄関を掃き、食事を作る。

手は、ササッと、汚れを落としている。

考えなくても。手が動く。

 

私は女性であって、ソンをしたと思わない。

家を掃除して、庭を整える。

それほど、しっかりとした仕事はないし、一生できる仕事だ。

死ぬまで。

 

洗濯物を干し、家を掃き、食器を洗う。

そして、珈琲を飲む。

その繰り返しだが、生活が整っていて、好きだ。

 

人の足を引っ張ることもないし、人の顔色を伺うこともない。

ただ、ただ、家を整える。

それは、最高の仕事だ。