私たちは、どこかしら、少しヘンだ。

バロック。

私は、完璧に優れた人を見たことがない。

どこか、ヘン。

それは、時として、愛すべきところでもあり。

疎ましいところでもあるのだ。

 

遠くから見れば、そんなことは、見えないのだろうか。

 

遠くの道を歩く人は、笑顔だろうか。

それとも、苦虫を潰しているだろうか。

 

私はそれを知らない。