動悸がする番組だった。

今日のNHK FMの「今日は一日ピアソラザンマイ」という番組。

アルゼンチンタンゴだと思うが。

進行の人が知識は豊富なのだが、まったく、司会に向いていない。

なんと、大御所の美輪明宏さんをゲストに迎えて、彼に知識を披露するという暴挙に出ていて、もう、ドキドキ。

美輪さんが「あまり、知らないんですよ」と謙遜する出だしに。

さすがにイライラしたのか、最後、美輪さん、お世話さまという挨拶。

美輪さんの発言を訂正したり。

もう、浅はかの極み。

唄は、心なのに。

知識ではないのに。

あの司会の方は、そのことにいつ、気が付くだろうか。

 

人は知識を持つと、人より、持つと、なにか、自分が偉いつもりになってしまうが。

人の偉さというのは、そこにはないことを知るのは、もっと、後なのかもしれない。

また、一生、知らないまま、終わる人も多いことだろう。

 

さて、自分はどうだろうか。

 

美輪明宏さんにもっと、話してもらいたかった。

ハートを知りたかった。

ゲストより、自分が話してしまう司会って?