私は、付和雷同という行動をとらない人だ。
人がやっているということで、敢えて、やらないことすらある。
天邪鬼かもしれないし。
ここのところ、体調は最悪ではあるが、人間関係は、整ってきている。
思いがけない人から、朗報が届いたりする。
だからと言って、腰の痛みはとれないのではあるが。
太郎は、今日は、最高の日だったと想像する。
大好きな美容師さんが迎えに来て、散歩とシャンプー、歯磨きだ。
玄関で、彼女の声がしただけで、キュインキュインと騒騒しい。
私が背中を丸めて、家に帰ってきても、彼は、落ち着き払っている。
あの差はなんなんだろうか。
だが、私は、取り立てて、やっかむことはない。
彼が喜べば、それでいいと思っている。
ある意味、おとなになったものだ。
