危機の時代を生きるというテーマで、建築家の安藤忠雄さんが聖教新聞のインタビューに答えている。
その中で、印象に残った言葉を書きます。
(中略)
人生も同じじゃないかな。誰にもまねできない、自分なりの生き方を貫くというのが、一番豊かなことだと思います。
かつての日本は、みんな「右に倣え」で”冷蔵庫がほしい、テレビがほしい、家がほしい”という願望を成長のエネルギーにしてきましたが、もうそんな時代ではない。
どんな小さな家でも、当人ならではの豊かな生活ができれば、それでいいのです。
今後は、周囲に流されず、皆が自分の生き方を自分で探し、
創っていく時代になるでしょう。特に若い人たちには、それぞれに”この道では誰のも負けない”と誇りを持てるよう頑張ってほしい。
世の中は、もっともっと変わっていきます。
言い古された言葉ですが、”逆境こそチャンス”なのですから。
まあ、まずは、スマホの使用時間を、今の半分にした方がええね(笑い)。
突っ張って生きていくには、便利が過ぎると”不便”だからー。
聖教新聞2021.1.8.より抜粋しました