難しい困難な時代になったものだ。
ニュースを見ていると、暗澹たる思いに狩られる。
しかし。
今を生きるという他に方法があるだろうかとも思う。
今日一日を振り返ってみても、困難な日ではなかった。
アマゾンで取り寄せたサンドペーパーで、鍋やヤカンを磨くということ。
昼、お風呂に入ること。
手紙を書いて、知人宅に届けたこと。
いつか、コロナが収まったら、お茶でも飲みましょうと書いて。
ささやかな、しかし、確実な一日だった、と思う。
何か、他に方法があるだろうか。
今日一日を確実に生きる。
それが、人に課せられた楽しい役目なのかもしれない。
多くの種が起こっては、滅んできて。
その中で、人類が誕生したのは、長い年月から見れば、ほんの一瞬。
瞬きをする時間だ。
その人類が争いに追われ、災禍に苦しんでいる。
ほんとう?という出来事が日常茶飯事になっている。
同じ、民族が、人間が争っている。弾圧している、殺している。
もしかして、この期間に、人類は滅びるかもしれない。
それほど、道理、摂理に反している。
多くの種を絶滅させたように。
因果応報かもしれない。
だけど。
また、人は生きる。
陽はまた登るのだ。
変容し。
人を思うことを学んで、生き直すことができると信じている。