細い糸というのはあるものだ。
人と人をつなぐもの。
10年続いた仲畑流万能川柳との関わり。
ちょっとした行き違いで、止めることを決めた。
まったく、興味がなくなった。
朝、新聞が届いても、二の次。
いつも、書き込むブログにもまったく、興味なし。
ただ、或る方が書き込まなくなっていたので、それだけが心配で、覗いていた。
なにか、あったのか、大変なのかと。
自分が止めたくせにね。
そんなとき、知人の句が一席に。
これはねえ、うれしかったですねえ。
そのことがなければ、もう、見なくなっていたろうに。
人は、見えない糸で、つながっている。
芥川龍之介の小説だったろうか。
天からの糸に、ぶら下がって。地獄に落ちていった男の話。
この世は、地獄か、天国か。
それは、わからない。
私は、まだ、糸にぶら下がっている。