明日は、私の美容院。

心なしか、髪が薄くなったような気がする。

気のせいでなければ、いいが。

 

最近、やめたものにカメラがある。

どうにも、興味がない。

カメラが壊れたのだが、買い換える気がしない。

50000円という値段で、踏み込むことができない。

14000円の中古を買ったが、不良品で返品した。

 

あんなに熱心に撮っていたのに。

きょうの万能川柳で、ブレーカーが落ちたように、恋心が冷めたという句があったが、まことにその通りだ。

 

ものも整理している。

洋服や本。CDもほとんど捨てようと思っている。

 

なにか、道の角を曲がったような気がする。

新しい世界が開けるのだろうか。

なにか、予感がしたのだろうか。

 

少しずつだが、いい知らせが届き始めた。

いつも、私からの手紙や、電話だったのが、相手から、電話がかかるようになった。

 

胃カメラを撮ったとか、誰それが退院したとか、ささやかな日常の知らせだが、こういう時代でもあるし、一人はうつ病なので、彼女から電話をかけてくれるのは、すごく、嬉しい。

 

一日いちにち、前だけを見て、今日だけを見て、暮らしてきた。

先が見えない時代。

足元だけを確かめながらの一日いちにちだった。

試行錯誤だったが、今日の日に力を尽くした。

失敗も多いし、落胆も多かった。

だけど、晴れやかなのは、全力だったから。

 

自分で自分をほめたいクリスマスが近づいている。

みなさまのクリスマスが輝いていますように。

来年が光を放っていますように。