土曜日、主人帰る。 簡単な料理(ほとんど、スーパーで)を大皿に盛って。 いかにもな感じにする。年の功である。 主人が太郎の頭を撫でようとすると、小屋の奥に入ったらしい。 「嫌っているんじゃない?」と軽口を叩く。 のどかな土曜日だ。 松本の「明神館」から、深夜でもタクシーを飛ばして、 帰ろうかと思ったのが、夢のようだ。 どんな経験も無駄なことはない。 なにかしら、学べるものだ。 栄えるコツを教えてもらったような気がする。