まったく、先が見えない不安定な世界、時代。
こういう時代は、地道に足元を固めていくしかないでしょう。
日々の仕事に誠実に取り組む。
自分のできることをやる。
さて、話は違いますが、ちょっと、思案していることがあります。
というか、どう、考えたらいいかと。
ときどき、行く洋服やさん。
往時は、大変栄えていたらしいのですが、今は、客も少なく。
私は、月に一回くらい、顔見せに行き、一枚、買います。
値段は高くはないのですが、センスが悪い。
買うものがないのです。
そこの店員さんと親しくなったものだから、彼女から、「どうして、客が来ないのかしら?」と真面目に聞かれ、返答に困りました。
センスが悪いからですよとは、答えられません。
そして、洋服は、センスとしなの良さが売り物だと思うのですが、そのプロであるのに、自分で気がつかないのかなあと不思議です。
センスって、なんなのでしょう?
教えられるものでもないし、彼女たちは、道を誤っていると思うのですが。
時代はますます、混迷を深めています。
どの業界でも生き残りを賭けています。
常に勉強しているものに、栄冠は輝くと思うのは、早計でしょうか。
夜は更けてきていて、辺りは静かな時間、と闇に包まれています。
道は、細く、そして、確かに輝いています。
