きょうは、池田先生の未来部(中学生にあてた本「希望対話」から)
「『頭がいいのと悪いのと、どのくらい差があるか』―私(池田先生)の恩師である戸田城聖先生(創価学会第ニ代会長)は、筆ととって、半紙にサッと一本の線を引いて言われた。『この線の「上」と「下」くらいの差しかないんだよ』と。
この『線一本』の差とは何か。それは、いろいろに言えるだろうが、『さあ、やってみよう!』と挑戦の心とも言える。
『さあ、勉強しよう!』という学びの心です。それさえあれば、だれが何と言おうと、『自分は頭がいい』と思っていいのです」
「脳にとって一番の敵は、何だろう?それは、『ダメだ!』とあきらめてしまうことです。『ダメだ』と思うと、脳に『ブレーキ』が、かかるのです」
「脳はもともと『勉強』が好きなんです。『学ぶこと』が好きなんです。
それなのに、『ダメだ』という気持ちによって、自分で自分の脳が動かないように、縛りつけてしまっているのです」
「だから結論を言えば『頭がいい人』というのは、『絶対にあきらめない人』です。
わからないことから逃げるんじゃなく、『何としても、わかろう』と『攻めていく人』です。その『強い心』の人が、頭のいい人なんです」
聖教新聞2020.8.27より抜粋しました
