昨日の毎日新聞には、「感染症と闘う 科学者の見方」で厚生労働省クラスター対策班のメンバーで政府の対策作りにも関わった和田耕治・国際医療福祉大学教授は、最後にこう語っている。
ーこの困難の中で大事なことは。
この感染症との中長期の闘いと共存においては、連帯や思いやりが何より必要です。
ニュージーランドでも首相が「感染予防をしましょう。他人には優しくしましょう」と発信していますね。
日本ではそのような当たり前のことを言葉にしないこともありますが、きちんと言うべきなのだろうと思います。
これまで感染がある程度抑えられているのは、他ならぬ市民や事業者のみなさんが一生懸命協力してくださっているからです。
精神論に聞こえるかもしれませんが、新型コロナと共存する時代において「自分を守り、周りの人を守る。そして、感染リスクがあっても私たちの生活を支えてくれる人に感謝する」ということを伝えていかないといけないと、
私個人としては考えています。
2020.7.2毎日新聞より抜粋しました
