まったく、久しぶりに秘書から電話がある。
夜。
「BSを観てください」という唐突なお願い。
どうやら、今、着物の番組をBSでやっている最中らしい。
「BS、ないんだよね」と言うと、「今は、BSが面白いです」と断言。
そっかあ。
やはり、時代に遅れているようだ。
さて、話が昨日行った松本の話になり。
松本の「松本家具店」で、柚木沙弥郎展があり、タピストリーを買ってきたことを言うと。彼女も好きなんだそうだ。
実は、柚木という名も読み方を知らず、「ゆぎ」と読んでいたし、下の名前はいい加減に覚えていた。
彼女はしっかりと「ゆのき・さみろう」と。
いい加減な知識で、この世を渡っていることに今更ながら、気付かされる。
で、買ったのは、これ。
可愛いですね!
「群青」で髪を切った日に見かけていたのだが、そのときは、買わず。
でも、やっぱり、欲しいなと再度、松本に向かった。
行きのあずさは、貸し切り。客は私ひとり。
買い物はいいなと思う。
絶対にいい。
精神衛生上、いいのだ。
100円でもいい。
美しいと思うものをお金を出して買う。
この行為が世の中をバラ色にする。
いい加減なものを買ってはだめだ。
そこらへんのものを買ってはだめだ。
命を賭けて、買う。
お金は命と同じだ。
ドブに捨てるようなことをしては、絶対ダメだ。
10万円の給付金の申請用紙のムズカシイこと。
訂正をし、二本線を引っ張り、訂正印を押す。
わからないことを市役所に聞く。
こんなに緊張して、申請することになるとは。
安倍さんののん気さが羨ましい。
いいなあ、アベノマスクに国民の税金を遣う。
自分のお金を遣うというのは、いいものだ。
