障子の破れたところに、本のページを切り抜いて、張ったもの。
気に入っています。
糸井重里さんがきょうのほぼ日で、人は寝ているとき、寝返りを打つので、褥瘡ができずにすむということを書かれていた。
今の不自由な生活で、ときどき、寝返りを打ちましょうという趣旨だと理解したが、違うかもしれない。
だけど、私は、こう考えた。
もしかしたら、このコロナ禍が人類の寝返りなのかもしれないと。
自然から、離れ、自然を脅かしてきた人類が行き方を
転換する時期に来たのかもしれない。
あのまま、進んでいたら、滅亡していたやもしれない。
もしかしたら、である。
主人は、自然淘汰なのかねえ、と言っていたが。
空に飛行機が飛ばない。
シロクマは、拍手をしているだろう。
氷は溶けずにすむかも。
大きな寝返りだ。
自業自得とも言える。
人類が滅ぼしてきた種は、数え切れない。彼らから見れば、当然の報いか。
人類の叡智を信じる。
彼らは、必ず、道を探し出すことだろう。
きょうも、この町には、東京から、車が来ていた。
自分の道は、自分で選ぶ。
私たちは、試されている。
大きな自然というものから、生き残っていいのかどうか。
人間は、ただの種のひとつに過ぎない。
滅びるか、生き残るかは、どういう道を選ぶかだ。
