町に降りることがないので、花が切れる。
で、山道で散歩のとき、木の枝を採ってくる。
それもまた、いいものだ。
こんな記事が毎日新聞に載っていた。
滝野隆浩の掃苔記。
葬送の「原点」忘れずに、という題で。
火葬の現場が新型コロナウィルスの感染を恐れて混乱していることは前回で触れたという文で始まる。
そして、最後は、このような文で、終わる。
大災害や大不況で生きている人の生活が脅かされ、それに伴い死者の扱いも変わっていく。いまのコロナ禍も、東日本大震災に匹敵する大災害だ。私たちの死生観は変わっていくかもしれない。碑文谷さん(葬送ジャーナリスト)は「騒ぎすぎないことが大事」と言う。葬送とは死者の尊厳を守り、遺族らの喪失感情に配慮すること。この原点を忘れてはならないと。
毎日新聞2020.5.3より抜粋しました
ここで、「騒ぎすぎないことが大事」という一文に注目しました。
落ち着いて。
キャーキャー言わないで、今できることに集中しよう。
過度に騒がず。
淡々と、今できることをする。
そして、人への想像力をなくさないこと。
