少し長くなりますが、きょうの聖教新聞のオンライン会議から、参考になっところを抜粋します。
西方男子部長 感染者が急増している都市部では、「医療崩壊」への懸念も示されています。「医療崩壊」してしまったら、実際に、どのようなことが起こるのでしょうか。
藤原東京医科歯科大学教授 「医療崩壊」という言葉だけが独り歩きしているように感じていますが、あえて言えば「救えるはずの命が救えない」ということでしょうか。新型コロナウィルスの感染者の受け入れのための病床を確保することは急務ですが、それが許容量を超えると、他の病気で治療を必要としている人の対応ができなくなります。
「医療崩壊」は、なぜ起きるのか。次の三点に集約されます。
①感染患者の爆発的な急増によって病床が足りなくなり、感染者が病院での治療を受けられなく鳴る。
②医療従事者が感染することによって、病棟が閉鎖される。また、医療従事者の人数が確保できなくなる
③感染患者以外に治療が必要な人に適切な治療を施せない
聖教新聞2020.4.5より抜粋しました
