きょうの毎日新聞の「香山リカのココロの万華鏡」というコラムに

こんなことが書いてある。

 

ケーブルテレビでアメリカ・ニューヨークの

アンドリュー・クオモ知事が出ていて、

こう言った。

「ずっと家にいると疲れてくるでしょう。もうコロナにはうんざりだ、と思うでしょう。わかります。でも、これは短距離走ではなくて、マラソンなのです。じっくりと取り組みましょう」

中略)

クオモ知事は最後に、ニューヨークの人たちにこう呼びかけた。

「外出できない期間は、”私たちは誰なのか”をじっくり考えるための時間なのです。

誰かの親であり、パートナーであり。自分は誰なのか、と見つめ直してみましょう」

これはなかなかむずかしい。でも、新型コロナウィルスから自分や家族を守るための”マラソン”をしていれば「私は誰なのか。私にとって大切なものとは」という問いの答えも見つかりそうだ。じっくりゆっくり。いっしょに取り組んでいきましょう。

(精神科医)

 

確か、ニュヨークの知事は、トランプさんに噛み付いた人と記憶している。

アンドリュー・クオモ知事がアメリカ大統領にふさわしいと思うのは、

短絡であろうか。