私が信頼するのは、エライ評論家ではなく、市井の女性の意見だったりする。

もっとも、注目しているのは、毎日新聞の経済観測の

気仙沼ニッティング社長の御手洗瑞子さんだ。

 

彼女は、きょうの毎日新聞のコラムで、こう語っている。

 

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、個人も企業も自治体も対応を迫られている。

いつもどおりの生活や営業ができない状況で不安も募るが、淡々と「いまできること」をすることも大切かもしれない。

 

「いつもと違う」という状況はストレスが大きい。でも、こんなときにしかできないことをやるチャンスでもなる。なにをすべきか、よく考えたい。漁師のシケの日の仕事のように。

同時に湿気の仕事は、いつかまた漁が出る日がくるから意味があり、成り立つのだ。

ずっと、シケが続いてはかなわない。

新型コロナウィルスの収束を切に願いながら今日も手を動かす。

 

2020.3.6毎日新聞より抜粋しました。