ぼんやりとして、椅子に座っていましたが、いい風景を見せてもらいました。
左に入ったあずさの運転手さんが定年退職の日を迎え、家族やみんなが花束を持って、待っていました。
記念撮影や、挨拶が済み。
その背の高い運転手さんが歩いて、近づいて来ました。
音を立てないように拍手を送ると、頭を下げて、挨拶してくれました。
素晴らしい人。
あとから来た家族も、素晴らしい。
確か、NHKの「サラメシ」で先日、滋賀県知事がJRの運転手さんから県知事になった人だったと記憶している。
礼をする姿が綺麗だった。
きょうの毎日新聞の仲畑流万能川柳の18句目(ウラ秀逸)は、
大臣にあんな人でもなれる国 和歌山 屁の河童
だった。
安倍総理、森法相、北村地方創生担当相。
進次郎、お前もか。
どうだろう。
JRの運転手さんを議員にするというのは。
美しい姿。あたたかい家族、同僚。
日本の本来の姿を見たような気がして、私の心は弾んだ。