入院までに、いろいろな検査や自己血貯血で何度か病院へ通いました。


自己血貯血は400mlを2回、緊張しましたがさすが!針を刺す先生はものすごく上手でした。

ここでも看護師さんは優しく、つわりで吐気があるのにエチケット袋を忘れてしまい、

袋を用意してくれたりリクライニングの微調整など手厚くケアしてくれました。

嗚えつをして危なかったけど、水とミンティアで吐かなかったです。


看護師さんが、妊娠中な事を採血の医師に伝えた時、先生が「え!そうなの!」といって採血中、私のカルテをじっくり読んでいました。

貯血ルームへは大きな手術をする方が来るところ。慣れてるとはいえカルテを読んで何か感じてたかな。
告知からとてもつらい決断を数分でなぞられたようで、なんだかちょっとツラかったです。



CTは造影剤を使うので、決断した手術のための検査なのに、あかちゃんへの影響を思うと辛くて、

検査着を着替えながら泣いてしまいました。

主治医に手術をお願いしたものの、まだ間に合うと毎日悩み苦しみ、

エコーの様子を思い出しては
殺せないよー!産みたいよー!と激しく泣き叫んだり、

つわりで嘔吐するたびにあかちゃんの存在を感じ涙があふれました。


少し膨らんだお腹をなでて、ごめんね。ごめんなさい。


気分転換に近所を散歩しても、小さな子どもを連れた幸せそうな家族や、妊婦さんにばかり目がいき、涙が止まりません。


ついにここまできてしまったと、とてもとてもつらい日々でした。