外来です。予約表をみるとA教授の名前が。あれ?F先生じゃないのー?と不思議に思っていたら、A教授の術前診断みたいなのでみんなが受診するシステム?みたいです。

何も説明がなかったので、ビビりました。

カーテンの向こうで、若いお医者様が器具を膣へ装着、その後A教授が呼ばれます。
えらい先生への配慮、さすがですね~

肛門からの触診はお初で、される事を知らなかったので、突然指をぶっさされ、
ビックリして思わず上にズリ上がってしまい、
あ、コラコラと軽く注意されました。だって突然なんだもの。

しかも教授とF先生が交互にスボっと触診、、
「F先生、診てー、ね?これ~しちゃってるよー。」
みたいな会話も聞こえて、相変わらず患者置き去りの恐ろしい診察です。
カーテンの向こうには4.5人の先生達の足が見えました。


A教授は目力の強い、ハキハキとした方で、圧がすごかったです。
目をあわせたら石にされそうな、こわさ、ありました。

言われたことはF先生に言われたこととほぼ同じだったけど、最後に、

あなたは初期のガンではないので、産んで生きるかどうか、わかりません。
やる人がほとんどいないので、エビデンスがないです。再発の確率は高くなるでしょう。
再発をしてしまうと、もう完治は難しい…と言われました。

先生の前で初めて泣く。
先生がこわくて。悔し泣きにも似たような。

でもあなたの人生なんだからよく考えて。F先生もよく相談にのってくれると思うから。はい、もうこれでいいですか?

はい…

教授がエライのをあまり理解してなかった私たちは、すごい圧で上からで、あの人ちょー苦手タイプ…て思ってました。

診察室を出ました。その後F先生に呼ばれる。
A教授の話を聞いてどうですか?と聞かれ、
何か初めてお会いした方だったので、ちょっと。F先生は何度もお会いしてるので話しやすいですけど。
とかいってF先生が聞きたかったのと違うことを答えてました。



最後に、手術の枠が空いたので一応とってあります。と言われる。