The Goal

著者: エリヤフ ゴールドラット, 三本木 亮
タイトル: ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
本当はこのBLOGは自分が「読み終えた本」を紹介しようと思って始めたのだが、悲しいかな読み終えても頭に残っている本というのは本当に少ない。3色ボールペンで有名な斉藤孝先生に言わせれば、それは情報用の本であって、テキストではないと言われるかもしれない。(座右の諭吉から引用)

著者: 齋藤 孝
タイトル: 座右の諭吉 才能より決断
そこで、方針を変えて、今読んでいる本を実況中継しながら書くのも面白いかなと思いたち始めることにした。よって、1エントリーに何度も本の絵が出てくるが、ご了承願いたい。
さて、表題の本。
帯によればこれは曰くつきの本であるそうである。TOC(全体最適)について書かれた本なのだが、「こんな本を部分最適な日本に紹介したら世界経済が破滅してしまう。よって、日本語訳は当分の間禁止する」という著者のうそかまことかの意向があったらしい。事実、原本出版からは遅れたようだ。しかし、日本に発売されるや否やビジネス書では一大ブームを巻き起こしている。東洋経済あたりが毎年行う社長が薦める本では必ず何人かがあげるほどだ。
内容について、
主人公はアレックスなるある企業の工場長。この工場は、ここ数年赤字続きで、生産性も非常に低い状態が続いている。そんな状態が彼も従業員も当たり前になっていたある日、突然上司から「この状況が改善されなければ、君の工場は後3ヶ月で閉鎖だ」と最後通告を受けてしまう。彼は窮地に陥るが、たまたま再会した恩師ジョナ先生からTOCについてのアドバイスを受け、彼の仲間たちと工場を見事よみがえらせるために奮闘するのだが、どうなることやらという、コンサルが好きそうな魔法の呪文の話。
実は、私はこの本を読むのは3回目である。正確に言うと3回目の「トライ」である。1回目は大学生の時、2回目は社会人1年目の時、そして、3回目が今回である。この本は単なるビジネス書ではなく、小説形式になっており著者も頑張って小説っぽく仕上げているのだが、如何せんいらん部分が多い。嫁が出て行ってしまい、それを連れ戻す部分とか、アレックスのプライベートが赤裸々に書かれる。(もしかしたら、この解決方法もTOCにつながるのだろうか?)
ただし、文章量が多い分、解説も多いと思われるのでTOCについては身につくかもしれない。いや、時間を投資するのだからぜひとも身につけないと気がすまない。
私の今日のアレックスはまだでだしである。工場閉鎖を告げられ、嫁とは喧嘩し、さてどうすると思い悩んだときに、ジョナ先生との再会を思い出す。さて、さて、どうなることやら。