3月の第4週に開催された第15節のうち浦和のAFC出場の影響で4/16開催となった1試合。
3位浦和(勝ち点37)vs2位東京(勝ち点38)という注目の戦い。
勝った方が現在、勝ち点39で首位の神戸を抜いて1位になるという大事な試合。
引き分けても東京が神戸と勝ち点で並ぶものの得失点差で1位になります。
リーグ最多得点(39点)の東京と、リーグ最少失点(5点)の浦和という、まさにリーグ屈指の矛と盾の戦い。
試合は攻める浦和と、受ける東京といった印象の展開。
東京は怖いほどの早い縦パスで浦和という盾を突き抜こうとしている感じでした。
いつも右サイドからFW19山本柚月選手が崩していたイメージが、今節、山本は控え。
対する浦和もキャプテンMF18柴田華絵選手は控えで、キャプテンマークはMF19塩越選手の腕に。
何しろ先週末開催の第17節から中2日、3日での試合とあって、疲れも考慮したスタメンのもよう。
前半は浦和の猛攻に耐えて鋭い縦パスを通してのカウンターの東京という感じで0-0で終了。
後半には東京は攻撃の要、FW19山本柚月選手を投入。
少し遅れて、浦和も守りの要、MF18柴田華絵選手を投入。
もう今週末の第18節の事は考えてられないといった印象。
70分あたりで浦和最大のチャンス!
途中出場のFW15島田芽依選手が飛び出してきた相手GKをかわして無人のゴールにシュートを放つものの、そこにDF22坂部幸菜選手が頭で神クリア!!
これが東京を勇気づけたのか、84分にMF7北村菜々美選手が左サイドから低くて早いパスを放り込み、それをFW27樋渡百花選手が相手GKの手前で触れてゴール!東京が0-1と先制。
攻め続けてる間に決めないとサッカーの神様がそっぽを向いて、逆に相手に味方するといつだかブログに書いた事がやはり起きましたね…。
しかしこれで終わらないのがPRIDE OF URAWA。
アディショナルタイムに突入した92分、さっきは悔しい思いをしたFW15島田芽依選手が同点弾!!
この時のパスが見事で、柴田が落とす→角田→高橋が粘る→走り込んだ遠藤→島田と綺麗に渡りました。
結果、このまま1-1のドローで試合終了。
追いつかれた東京も追いついた浦和も選手たちの表情には勝てなかった悔しさがにじみ出てました。
順位は東京と神戸が勝ち点39で並んだものの得失点差で1位が東京、2位が神戸、そして勝ち点38で浦和が3位となりました。
残り試合5試合となり、浦和は上位チームとの直接対決は無く、残すは5/4の第20節、東京vs神戸のみ。
これが浦和の順位にどう影響するのかも注目ですし、他チームとの試合で取りこぼすことが無いとも限らず、優勝争いの行方はまだまだわかりません!
次節の上位3チームの対戦相手は
広島vs神戸
浦和vs長野
新潟vs東京
浦和以外の2チームは、3位内を狙う新潟、広島との戦いということで気が抜けません。
今週末のWEリーグも楽しみましょー