一昨日のblog基礎のダブル断熱記事に関して、読者様から頂いたご指摘・ご質問にお答えします。 | 秋田県大館市を中心に超省エネ・超快適な家造りを探求するブログ

秋田県大館市を中心に超省エネ・超快適な家造りを探求するブログ

主にこれから家造りを始めようとしている方
家造りに興味のある方を対象に
全ては失敗しない家造りの為に

①是非とも知っていて欲しい様々な知識

②是非とも実行してほしいこと

③絶対にやっては行けないこと

などをおつたえしていきます。

【2024年 4月 30日】No1745

 


大館市で快適で省エネな住宅の
設計と施工をやっている
直洋建設の砂川です。

 

 

今日もご覧いただき

ありがとうございます。

 

 

一昨日のblogに関して

いつも読んでくださってる方から

ご質問というかご指摘を頂きました。

 

一昨日のblogです下矢印下矢印下矢印下矢印

 

掲載している写真も

大変良く見て下さっており

 

この様なご指摘を頂けるなんて

驚きと共に感激しておりますキラキラ

 

 

今日はそこの所のより詳細な

説明を画像を交えてご紹介いたしますニコニコ

 

 

・・・という事で

今日家づくりに関して

工事の様子にスポットを当てながら

ちょっとばかりですが

専門用語の解説を交え

ご覧いただきたいと思いますニコニコ

 

 

 

専門用語というと・・・

ちょっと引くかも知れませんが汗

 

 

ある程度の用語をマスターしていた方が

業者さんとの打合せも

スムーズに行く事でしょうから

 

 

毛嫌いせずにお付き合いくださいウインク

 

 

完成した基礎断熱工法の基礎。

基礎コンクリートを

外側75mm 内側50mmの断熱材で

挟んだ状態のダブル断熱の基礎です。

 

これが基礎伏図ですが

赤い楕円で囲んだ部分に関しての

ご指摘でした。

 

 

 

 

 

そこの部分を拡大した画像です。

水色の部分が断熱材です。

 

この位置を斜めから撮影した写真がコレビックリマーク

 

断熱材が入っていない様に見えます。

コンクリートは断熱材に比べると

熱伝導率が高く

例えば冬だったならば外の冷気の侵入を許してしまう

断熱的な欠損部分ではないかとのご指摘です。

この断熱的な欠損部分の事を

熱橋(ねっきょう)

またの名を

ヒートブリッジともいうのですが

写真だけ見ると確かに問題アリに見えます。

何より図面と違うとなれば

そもそもそれが問題ですビックリマーク

ご指摘・ご質問を下さった方

本当に良く見てくれてます照れ

 

 

工事の途中のこの部分が分かる写真が

ありますのでご覧ください。

コンクリートを打設する前の写真です。

 

断熱材は図面の通り連続しております。

 

 

 

別な角度の写真もありますので

念のためご覧ください。

 

この角度からも断熱材は連続している事が分かります。

 

では何故はてなマーク

この様になっているのかはてなマーク

 

 

理由は基礎コンクリートの天端に流し込む

通称:天端レベラーと呼ばれる

セルフレベリング材施工精度

考慮しているからです。

 

 

【関連予備知識】

天端レベラーって何?

セルフレベリング材って何?

 

非常に流動性の高い

セメント系の材料です。

 

流動性が高いので

勝手に水平になってくれるので

セルフ(自分で)

レベル(水平)

という名称がついたのです。

 

なんとも不思議な材料ですが

この動画を見れば

とても分かりやすいですチョキ

 

見てて面白いですよビックリマーク

下矢印下矢印下矢印下矢印

こんな水っぽくて固まるのだろうかはてなマーク

・・・という心配はいりません。

 

 

所定の養生期間をとれば

ガチガチに固まります。

 

 

ちょっと話が脇に逸れてしまいましたが汗

 

断熱材の天端はレベラーの仕上がり天端より

15mm高くしております。

そうしないとレベラーが溢れてしまいますからね汗

 

下の画像で水色の部分は

レベラーの厚み分10mm
断熱材の天端をカットしているので
断熱材は入っているけれど表面には
見えてこないのです。

断熱材の上に10mmのレベラーが

乗っかっているイメージです。

何故、その様にするのかはてなマーク

 

それは

断熱材で堰き止められた手前側と奥側で

レベラーの高さに微妙な高低差がつく事を

避けたいという狙いがあります。

 

断熱材をレベラーの厚さ分カットする事で

堰き止められることなく

手前とか奥とか関係なく

レベラーを一体的に流し込む事で

互いに高低差の無い確実な水平が

確保できるチョキ

 

これを優先させているんですねウインクビックリマーク

 

 

堰き止められたままの状態で

流し込んだ場合

最悪の事を言うと

 

 

セルフレベリングですから

手前側と奥側は個々に水平はとれるのですが

互いに高低差が生じる可能性は

否定できません。

 

 

その高低差の精度は

±2mmを合格としているので

 

 

この近距離で

それ以上の高低差が付くとは

通常は考えにくいのですが

 

 

ミリ単位の施工精度を確保するためには

施工する人の熟練度、注意深さが

鍵となりますので

 

 

最初から潜在的なリスクを

排除しているのです。

 

 

因みに、余談になりますが・・・

レベラーが硬化した後

外側の断熱材の天端をカットするのですが

レベラーの仕上がり天端から

2mm低い位置で

カットする様にしております。

 

 

丁度良い写真があったので

その写真もご覧ください。

これにも理由があって

もし内側と外側の断熱材が基礎より高くて

土台を敷いた後に雨でも降られたら

水のはけ口が無くなり

土台の下端が一定期間濡れた状態になる事が

容易に想像できます。

外側の断熱材をたとえ2mmと言えど

低くカットしておく事で

雨水のはけ口になります。

 

 

転ばぬ先の杖・・・って事ですねウインク

 

 

それにしても

具体的なご指摘と質問を受けると

それに答えるという使命感が沸き上がり

バンバン筆が進みますねビックリマーク筆じゃないけど・・・

 

 

本当にありがたい事ですニコニコ

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

では、また明日。

 

 

砂川のLINEです。

ご意見ご感想など

こちらからもどうぞ(^^)

下矢印下矢印下矢印下矢印

上矢印上矢印上矢印上矢印

ちょっとお話聞きたいんだけど・・・

の予約もこちらからどうぞウインク

 

 

 

 

 

私のblogのQRコードです。

QRコードリーダーで読み取って頂くと

私の建築blogの記事一覧に

アクセスできます。

これから家造りを
本気で考えたい方はもちろん
家造りに興味のある友人知人に

広めてくれるととても嬉しいです(^^)

 

 

 

秋田県北部 大館市を中心に

 

省エネで 

健康的で快適な

木造住宅を

ひたすら探求する

 

リンゴの里の建築屋さん

 

直洋建設(株) ←ちょくようけんせつ

  TEL 0186-49-5183

  FAX 0186-49-7018

秋田県大館市中山字中山36-1

 

一級建築士 砂川 洋毅(スナガワ ヒロキ)

kumagera@ruby.ocn.ne.jp

oceanhunterbluefintuna96@gmail.com


疑問・質問大歓迎!

電話でやさしく丁寧にご対応いたします(^^)

090-2605-6600 (砂川 携帯電話)までお気軽にどうぞ!

 

 

内容盛りだくさん(^^)

 

直洋建設 砂川 洋毅のブログ 記事一覧

https://ameblo.jp/chokuyoukensetu/entrylist.html

 

こっちも見てくださいね!

 

 

 

砂川のLINEです。

ご意見ご感想などこちらからもどうぞ(^^)

下矢印下矢印下矢印下矢印

上矢印上矢印上矢印上矢印

ちょっとお話聞きたいんだけど・・・

の予約もこちらからどうぞウインク

 

 

 

会社へのAccess

 

会社の所在地

大変分かりにくくて申し訳ございません。

 

 
会社の現住所は
秋田県大館市中山字中山36-1
 
2018年7月に
移転してます。
距離にして50m程ですが・・・
 

 

 

 
 
秋田県大館市中山字中山36-1
上矢印上矢印上矢印
上のQRコードを読み取って下さい。
 
 
Google Mapsで開きますか?
と聞かれます。

画像はiPhoneの画面です。

 

『開く』をタップしてください。

 

 

 

するとGoogleマップが立ち上がります。

画像はiPhoneの画面です。

 

画面下の方に

『ナビ開始』というボタンがありますので

タップしてください。

 

 

音声ガイド付きで

ナビが始まります。

 

 

 

目的地に到着するとそこには

こんな建物があります。

一見住宅の様にも見えますが

直洋建設株式会社の事務所です。

建物の前がコンクリート舗装されておりますので

そこが駐車スペースになっております。

 

 

 

お越しの際の注意点

 

Googleマップからのナビの場合

ちゃんと案内してくれるのですが

 

車のナビの場合

地図情報が更新されていない

昔の事務所の場所に案内されてしまうようです。

これがかつての事務所

現在は車庫と物置になっております。

お間違い無き様

お願いいたします。

 

 

 

★大工さん募集中★

大工さん募集!!

私たちの仕事をお手伝いしてくれる

年齢は55歳までの明るく元気な方を

大募集しております。

 

【雇用形態】

正社員雇用、季節雇用どちらもOK

ご相談ください。

 

【勤務時間】

8:00~17:30

お昼休み1時間、休憩30分含む

 

【休日】

日曜日、祝祭日、第2、第4土曜日は

原則お休み。

 

 

 

一度面接に来てください!

ご連絡は

 

砂川 090-2605-6600 まで

 

 

 

私のblogのQRコードです。

QRコードリーダーで読み取って頂くと

私の建築blogの記事一覧に

アクセスできます。

これから家造りを
本気で考えたい方はもちろん
家造りに興味のある友人知人に

広めてくれるととても嬉しいです(^^)

 

 

 

秋田県北部 大館市を中心に

 

省エネで 

健康的で快適な

木造住宅を

ひたすら探求する

 

リンゴの里の建築屋さん

 

直洋建設(株) ←ちょくようけんせつ

  TEL 0186-49-5183

  FAX 0186-49-7018

秋田県大館市中山字中山36-1

 

一級建築士 砂川 洋毅(スナガワ ヒロキ)

kumagera@ruby.ocn.ne.jp

oceanhunterbluefintuna96@gmail.com

 


疑問・質問大歓迎!

電話でやさしく丁寧にご対応いたします(^^)

090-2605-6600 (砂川 携帯電話)までお気軽にどうぞ!

 

 

内容盛りだくさん(^^)

 

直洋建設 砂川 洋毅のブログ 記事一覧

https://ameblo.jp/chokuyoukensetu/entrylist.html

 

こっちも見てくださいね!

 

 

 

砂川のLINEです。

ご意見ご感想などこちらからもどうぞ(^^)

下矢印下矢印下矢印下矢印

上矢印上矢印上矢印上矢印

ちょっとお話聞きたいんだけど・・・

の予約もこちらからどうぞウインク