【２０２４年 ４月 １日】Ｎｏ１７１６
大館市で快適で省エネな住宅の
設計と施工をやっている
直洋建設の砂川です。
今日もご覧いただき
ありがとうございます。
今日は４月１日
新年度の始まりです。
エイプリールフールの日でもありますが
昔はペンギンが空を飛ぶＣＭなんてありましたが
今年はジョークめいた
ド派手なフェイクニュースは
割と少なかったように思います。
朝起きた瞬間から
今日はエイプリールフールだから
真に受けてしまわないように
気を付けていたので
若干肩透かしを食らった感じです
雪国では屋根の上に雪が積もり
その雪の重さが
建物全体にかかるため
瓦屋根の様に重量のある屋根材を
用いると建物に対する重量負荷が増すため
瓦を採用する事はまずありません。
雪国で採用される屋根は
主に金属屋根
ガルバリウム鋼板という
耐久性に優れる素材で
厚さが０．３５ｍｍなので
軽い屋根に分類されます。
北国における一般住宅に用いる
素材としてはもっとも主流といえます。
一部、公共の建物では厚さが０．４ｍｍ
という場合もありますが、住宅では稀です。
軽さが利点の金属葺きの屋根ですが
主流は
横葺き屋根
縦葺き屋根
の２つで大半を占めます。
画像で説明しましょう
これが横ぶき屋根
これが縦葺き屋根
さて・・・
どちらが雪が滑りやすいでしょう
正解は
横葺き屋根です
え・・・そうなの
そう思う方も少なくないと思いますが
サラサラ～
パタパタ～と雪が落ちやすいのは
圧倒的に横葺き屋根なんです。
なぜそうなのか
そのメカニズムについて簡単に説明すると
均等な幅で綺麗に仕上がった屋根ですが
赤いラインの部分は
縦ハゼというのですが
必ずしも完璧な並行では無いんです。
僅かmm単位ではありますが
広かったり狭かったりします。
屋根に積もった雪はその自重により
縦ハゼに食い込む形となります。
縦ハゼはレールの様なものです。
屋根の上の雪の表面は
白くて柔らかい雪ですが
屋根面に接している部分は
半分氷になりかけているので
それなりに硬い・・・
硬いものは
数ミリ狭くても
なかなかそこを通り抜けていくことが
出来ない
だから雪の滑り（走り）は抑制されるのです。
一方で横葺きの屋根は
横方向に自由です。
だから雪が滑り落ちやすいのです。
横葺きの屋根は
雪が滑り落ちやすいと聞くと
利点の様に聞こえますが
横葺き屋根は
３寸勾配以上が鉄則です。
下の画像は屋根勾配のイメージです。
３寸勾配よりも緩い屋根勾配の場合
横葺きは雨漏りする危険が高くなります。
その点、縦平葺きの屋根は
雨漏りに強いので
ゆるい勾配が得意
１寸勾配というゆるい勾配でも大丈夫
更に半分の０．５寸勾配でもアリです。
多雪地域、豪雪地域では
屋根から落ちた雪の処理が大変なので
屋根の雪を
意図的に落とさない
無落雪屋根が増えてきております。
もともと滑りにくい縦平葺きの屋根を
緩やかな勾配で作り
軒先に雪止めとして優秀な
スノーキングを併用すると
安価でありながら
極めて合理的な無落雪屋根となります。
無落雪屋根の場合
雪の重さが建物にガッチリ掛かりますから
構造計算すると安心です
その重さに耐える
柱の本数
太い梁
基礎の補強
構造計算という
理論的なバックボーンによって
決定しますので
安心感が違います
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございます。
では、また明日。
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会社の所在地
大変分かりにくくて申し訳ございません。
画像はiPhoneの画面です。
『開く』をタップしてください。
するとGoogleマップが立ち上がります。
画像はiPhoneの画面です。
画面下の方に
『ナビ開始』というボタンがありますので
タップしてください。
音声ガイド付きで
ナビが始まります。
目的地に到着するとそこには
こんな建物があります。
一見住宅の様にも見えますが
直洋建設株式会社の事務所です。
建物の前がコンクリート舗装されておりますので
そこが駐車スペースになっております。
Ｇｏｏｇｌｅマップからのナビの場合
ちゃんと案内してくれるのですが
車のナビの場合で
地図情報が更新されていないと
昔の事務所の場所に案内されてしまうようです。
これがかつての事務所
現在は車庫と物置になっております。
お間違い無き様
お願いいたします。
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