過去を振り返って書いています。

2020年11月、再発治療のファーストライン、

FOLFILI&ベクティビクス(パニツムマブ)療法

がはじまりました。

(2020年11月~2021年12月)

 

初回は入院で、その次からは2週に一度、

通院治療センターでの点滴と、46時間ポンプ持ち帰り。

点滴の針を家で抜く練習を、家族もしにいったけ・・

息子は、慣れたら自分でサクサク上手にやっていましたが照れ

 

抗がん剤の針なので、取り扱いには注意!で、

手袋して針を扱い、牛乳パックにいれて、

医療廃棄物として、翌通院日に病院で廃棄。

 

FOLFILI、FOLFOXと合わせると、

46時間の持ち帰りポンプは、2020年11月~2023年8月までなので、

2年9カ月。

長いお付き合いとなりました・・・

 

<副作用>

最初の5日間くらいがしんどそうでしたが、徐々に抜けて、

動きやすくなってくると、口内炎や皮膚障害が出てくる、という感じでした。

木曜外来だったので、週末くらいまできつくて翌週から動けるようになるというペース。

この頃は、オンライン授業が主でしたし、

動きやすい火曜、水曜に授業を集中させるようにしてました。

 

・脱毛

脱毛は避けられなかったので、アピアランス担当の方にウィッグについて話を聞きました。

全部は抜けないと思いますよ、と言われ、

若い方はそんなに高価なものにする必要はないし、

一つあればよいのでは、と

「リネアストリア」のサイトを教えてくれました。

 

せっかくだから、茶色にしてみる!?とブラウン系のウィッグに照れ

家族みんなでかぶってみたりして爆  笑

 

結局、全部は抜けなくて、前髪やおくれ毛が残っていたので、

男子だし、帽子をかぶれば何とかなったので、

キャップやニット帽は必須でしたが、

ウィッグはそんなにかぶらずでした。

 

・吐き気

息子の場合、しゃっくとがひどく、吐き気止めをデカドロン→アプレピタントに変更。

最初の3日服用。その後はノバミンでおさえていました。

 

・味覚障害

苦みが出るといって、濃いめの味のものを食べて紛らわしていました。

 

麻婆豆腐、担々麺、たこ焼き、あんかけ焼きそば、蒸しパン、ケンタッキー、

コーラ、ミルクティー、グミなどなど・・

ミルクティに飽きたらコーラ、みたいなあせる

工夫しながら乗り切りました!

 

・下痢

便秘が大敵なので、普段はマグネシウムを服用していましたが、

イリノテカンの下痢のときはマグネシウムを減らしたり止めたりして

調整していました。

下痢が続くのも大変でしたが、便秘による腸閉塞の方が怖くてあせる

 

・口内炎

早めにアズレンうがい薬でうがいをする、口内炎の塗り薬で対応。

口腔ケアは大事!で、うがいでわりと改善していたようでした。

 

ベクティビクスの副作用については、次回に。

皮膚障害には悩まされました・・!