W不倫 遠い日の花火 -5ページ目

W不倫 遠い日の花火

ある日突然始まってしまった既婚者同士の恋。興味のない方はどうぞスルーしてください。ゆっくりと綴っていきます。

普段の僕は、仕事を普通にこなし


家庭のこともそれなりにやって、


ごく平凡に暮らしているサラリーマン。



遠い昔、不倫をしていた時期があった。



なんとも刺激的で甘美な不倫期間。


それはそれは気持ちのいいsexをしていたと思う。


彼女が僕の前から去ってしまってから、何度か


そういうチャンスもあった。


でも、あの時みたいにはのめり込む事はなかった。



それはたぶんあの時の不倫期間が、


あまりにも刺激的だったから、いつまでたっても過去の出来事だったと


消化できてなかったのかなと思う。


でもさすがに、10年以上の月日が流れると


そんなこともなくなった。



日常の生活を送っている時、思い出すことも殆どなかった。


それは当たり前のこと。


でも、ちょっとした時チラっと思い出してた。


例えばテレビドラマなどで、不倫のシチュエーションのときなど


ああ、同じだったなぁとか。




もう二度と逢うことは無いだろうと思っていた彼女と再会し、


メールでのやり取りが始まった。


日常の淡々とした生活の中に、潤いがうまれる。


決して今の暮らしが不満というわけではない。


遠い空の下で、顔は会わさなくても、体は触れなくても


気持ちが繋がっているという事が


こんなにも心に張りを与えるものかと思う。



メールの内容も、今度逢う時は体を重ねることが


暗黙の了解となっていた。



そして暫くして、彼女はその年二度目の帰省をした。