ボイス&スピーチ/アクティングトレーナー 西村長子 -2ページ目

ボイス&スピーチ/アクティングトレーナー 西村長子

今や本質を問われる時代。
インプットとアウトプットのバランスが問われ、「個」としての、ものの見方や考え方が求められています。
「声」や「話し方」そして「演劇」という角度から個をサポートします。

レッスンにいらしてくださった方のお話です。


「私はどうしても大きな声が出せないんです。

講師の仕事をしていますが、何度も生徒に聞こえないと
言われて来ましたし、大きな声を出そうとすると、
喉が痛くなって大変なんです」 

とお話をしてくださいました。


ご本人から、

ずっと首が痛くて病院に行ったところ、体の歪みがひどいと言われたこと。

無呼吸症候群だということを聞きました。

顔色が悪いこととも何かつながっていそうな気配でした。
今日は声を出さずに、呼吸のトレーニングをしましょうか。
と言って、呼吸のトレーニングをしてわかったのは、
「息が体の中に取り込めていない」

「息を吸えていない」ということでした。

 

吐けなくて、吸えない。

身体が緊張状態ということも大きな原因ですが、
息を吸っているつもりが、
息を止めていたという…ことがわかり、
ご本人が一番驚かれていました。

これで、長い時間話すお仕事をするのはどれだけ大変だったことでしょう。

 

背中に息を通して
ゆっくりと、まずは胸(肺)に息を吸えるように。

私たちはどうしても腹式呼吸が良いと思いがちですが、
お世話になっている均整の先生に、

先ずは、胸に息を吸い込めることの大切さを教えて頂いてから、

私の中の呼吸の意識が変わりました。

何度もゆっくりと時間をかけて呼吸をしていくうちに
どんどん顔色が良くなって、身体に血が巡りはじめたようでした。

声も少しずつ大きな声が出せるようになっていき、
帰りは、元気な足取りでお帰りになられました。

良かった…。

 

「発声」や「発話」「話し方」そして「滑舌」の問題はどれも
一人一人、問題点が違います。

それを見極めて、適切な言葉を相手に届けていくこと。
そして何よりも、その方自身が
家でもできるようなトレーニングをお伝えして、
次にいらっしゃるまで、ご自身で変化を実感して頂けること。
 

今回の生徒さんを通し、
これまで、師から学んできたことを、1つ1つ。
自らをブラッシュアップさせながら伝えていこう。
これからも精進していこうと思いました。

 

さぁて、今日はビジネストークの方と、
目の不自由な方、そして、役者の卵たち。
どんな1日なるか、楽しみです。

 

では、また。