既読にならないまま
朝になって
彼の出勤時間の頃にようやく既読になった
それから午後16時くらいまで
既読スルーされ
何も音沙汰がない
それにも違和感を感じていて
あ…
これはもう彼の中でも終わったんだ…
そう感じた
もう一切会わないつもりでいたけども
彼に貸しっぱにしていた
数十冊の漫画と
私が彼に借りていた漫画
そして猫のキャリーケース
これを回収しなければ…
キャリーケースはうちの子達には
小さくて使えないので
ジモティーとかで売ろうと
思っていたから
彼の仕事が終わる
1時間前くらいに
私の方から連絡した
漫画とキャリーケースを引き取りたいこと
私が借りたのも返したいこと
そのほか色々預けていたものも
大したものじゃなければ捨てていい事
などなど
受け渡しできる日を聞いて
やり取りをした
彼は案外LINEの感じでは普通で
私はもう一歩引いた感じで
敬語で丁寧にやり取りしていた
あまり長引かせたくもなかったので
連絡したその日の夜に待ち合わせて
返却してもらうことにした
あいにくの雨
待ち合わせの時間の1時間前くらいに
家を出る
彼は仕事終わってるのかも
何も連絡がない
いつも朝からと
仕事終わりに連絡あったのに
この日は全く連絡なく
そこでも
もう終わったなって確信
もうどうでもいいやって思ったし
悲しい気持ちもなかった
雨の中荷物を車に入れるのに
濡れるのは嫌だから
立体駐車場がある場所を指定
今から向かう旨の連絡を一応いれると
彼はやはり帰宅していて
家で待機していたよう
お互い待ち合わせに向かうことにした