水戸芸術館 ACM劇場
18 : 30 開演
「ゴドーは待たれながら」 (こちら )
作 : いとうせいこう
演出 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ
![チャキチャキおばさんのブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130504/22/chokochan2047/7e/8b/j/t02200165_0640048012525682020.jpg?caw=800)
以前 観た “ゴドー” は、 「ゴドーを待ちながら」(こちら ) で、
昨日 観たのは・・・「ゴドーは待たれながら」。
![叫び](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/254.gif)
ゴドーの立場が逆転した芝居。
題名聞いただけでも面白い。どんな芝居なのか興味津々。
GWの予定が立たなかったこともあり、
観る時は当日券で。 (安易にそう思っていた・・・・)
ところが、
“当日券・・公演日当日朝9時30分~電話にて、”
「チケット完売!!」
立ち見で観ました。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
![チャキチャキおばさんのブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20130504/22/chokochan2047/af/b0/j/t02200165_0640048012525682025.jpg?caw=800)
《上演時間》
1部 : 60分 休憩 : 15分 2部 : 45分
大倉さんの演技、 ホント、素晴しかった!
「これからどうすんの?」
「そんでどこ行くの?」 次々 展開が気になる・・・・・
グイグイ引き込まれて一気に観たって感じ。
ゴドーの衣装は、黒のスリーピース。 黒ハット。 革靴(履こうとしても小さくて履けなかったけど。片方が。(笑))
それがみんな薄汚れている。(笑)
舞台は、ゴドーの家。
一枚のドア と 椅子一脚 と、 ベットにもなりうるような大きな箱(整理箱?)と、
何故か薬用植物 “マンダラゲ”。
*マンダラゲ(曼陀羅華)・・・ナスビ 花期:夏 干した葉は喘息の薬。種子と共に猛毒。華岡青州が外科手術の麻酔薬として使ったことでも有名。
「ゴドーを待ちながら」では2人の男が正体不明のゴドーを待っていますが、
「ゴドーは待たれながら」の方は、何者かに待たれているゴドーその人。
ゴドーは誰が、何時、何処で、自分を待っているのかを知らない。
そもそも、今いる場所が何処なのか、今日が何曜日なのかもゴドーは知らない。
待たれる身のゴドーは自問自答を繰り返します。
誰を待っているワケでもなし、 誰に待たれているでもない。
まぁ・・・言ってみれば暇つぶし・・・(?)
グルグル繰り返す独り言。
う~む・・・・・不思議なお芝居。 だけど、これは面白い!
新感覚なお芝居に圧倒された。
どうして自分は生きてるんだろう。
何のために。
でも、生きるってそんなものなのかも。。。
「声」役は野田秀樹さん。 これもまた可愛くて面白かった。
本日、千秋楽。