水戸・・ファイナルステージ! | チャキチャキおばさんのブログ

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ある時は、着物でしっとりと。
ある時は、アクティブにチャキチャキっと。

楽しい事を求め 小さな事にも感動し 心豊かに暮らしたい!

そんな日々の記録です。


水戸芸術館 ACM劇場

18 : 30 開演


「ゴドーは待たれながら」
こちら


作 : いとうせいこう

演出 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ


ゴドー : 大倉孝二(ナイロン100℃)


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以前 観た “ゴドー” は、 「ゴドー待ちながら」(こちら ) で、

昨日 観たのは・・・「ゴドー待たれながら」。 叫び

ゴドーの立場が逆転した芝居。 


題名聞いただけでも面白い。どんな芝居なのか興味津々。

GWの予定が立たなかったこともあり、
観る時は当日券で。 (安易にそう思っていた・・・・)






ところが、


“当日券・・公演日当日朝9時30分~電話にて、”


「チケット完売!!」 






立ち見で観ました。 ニコニコ


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《上演時間》
1部 : 60分  休憩 : 15分  2部 : 45分


大倉さんの演技、 ホント、素晴しかった!



「これからどうすんの?」

「そんでどこ行くの?」   次々 展開が気になる・・・・・


グイグイ引き込まれて一気に観たって感じ。




ゴドーの衣装は、黒のスリーピース。 黒ハット。 革靴(履こうとしても小さくて履けなかったけど。片方が。(笑))
それがみんな薄汚れている。(笑)

舞台は、ゴドーの家。
一枚のドア と 椅子一脚 と、 ベットにもなりうるような大きな箱(整理箱?)と、
何故か薬用植物 “マンダラゲ”。


*マンダラゲ(曼陀羅華)・・・ナスビ 花期:夏 干した葉は喘息の薬。種子と共に猛毒。華岡青州が外科手術の麻酔薬として使ったことでも有名。




「ゴドーを待ちながら」では2人の男が正体不明のゴドーを待っていますが、

「ゴドーは待たれながら」の方は、何者かに待たれているゴドーその人。

ゴドーは誰が、何時、何処で、自分を待っているのかを知らない。
そもそも、今いる場所が何処なのか、今日が何曜日なのかもゴドーは知らない。
待たれる身のゴドーは自問自答を繰り返します。



誰を待っているワケでもなし、 誰に待たれているでもない。

まぁ・・・言ってみれば暇つぶし・・・(?)
グルグル繰り返す独り言。




う~む・・・・・不思議なお芝居。 だけど、これは面白い!

新感覚なお芝居に圧倒された。




どうして自分は生きてるんだろう。
何のために。

でも、生きるってそんなものなのかも。。。




「声」役は野田秀樹さん。 これもまた可愛くて面白かった。


  

本日、千秋楽。