結婚するまでは、実家でずっと猫を飼っていました。

 

ここで私が助けなければ死んでしまうと連れて帰ったり、家にさまよってきた子だったり、乳がんになって飼育放棄された子だったり。

 

いつも猫と一緒でした。

 

しかし、結婚して夫は動物が嫌いでした。

 

この人と一緒にいる限り、猫を飼うことはないんだなって思っていました。

決定的に、がんになった時、絶対に猫と暮らすことはないんだなって思いました。

自分がいつどうなるか分からないのに、猫に看取ってもらうなんてできるわけがないよね。。。

それこそ、猫のことが心配で悔いを残すよって思った。

 

私は子供はいないので、がんになった時も、余命を言われた時も、正直、親より先に死ぬことは申し訳ないとは思ったけれど、親がいてくれる時に死ねたら楽だなと思いました。

冷たいのかもしれないが、夫を残して死ぬことには、何にも思わなかったのです。

小さい子供を残して行くとしたら、どんなにやりきれないか、とうてい私には、分からないほどの苦しく辛いものだろうと思います😢

 

死んだら、夫、親、兄弟、友人と、もう話すことができないことは寂しいけど、それ以外は何にも後悔もなかった。

ただ、死んだらどうなるのかなっていうところが気にはなる。

魂は抜けて体はなくなるとは言うけれど、感情があるのかなとか、死んでみないと分からないよねって。

苦しまないで死ねたらいいなって、それだけは強く思っていました。

 

夫には、私が死んだら、いい人を見つけて再婚してねって言いました。

私のことは、まあ思い出してくれても、どうでもいいよって。←これ、本心ですから(笑)。

 

だって、何にもできないんだから。せめてご飯くらいは炊けるといいと思うから、教えてあげるよって言っても、無理無理って。。。

何もしない人なんですよ。出来ないんです。やる気がないんです。←嫌味じゃないよ。

 

がんが消えてから、たびたびペットショップの前を通りかかることがありました。

いつもは絶対に見ないようにしていました。だって、可愛いしね😻

 

しかーし。見ちゃったよ!

 

可愛いに決まってるじゃん。ダメダメと言い聞かせ、顔に手を当て、指の間から見ちゃってる自分。3回目にして、ちょっと抱っこさせてもらってる自分。←やめときゃいいのに💦

 

ある日、夫が猫飼ってもいいよって言ったんだ!

はっ???

死ぬって聞いたから、そう思ったとか。。。

違うでしょ?私が死んだら、面倒見れるのか?って話なんだけど。。。

それ以前のお話だよね。こんな夫に猫を残して死ねないよね。。。

 

夫には、猫を飼うってことはね、実家で飼っていた時、20年も生きたんだよ。

病気もするし、ご飯だってちゃんとあげないといけないし、うんちもおしっこもするんだよ。

長生きで20年生きるかもしれないんだけど、あなたは、あと20年生きれる保証があるのですか?できるの?って聞いたら、お前がやればいいじゃんと。。。

→そう来たか。

 

今まで、責任もてないし無理だって思っていたんだけど、猫より長生きして、自分が猫を看取ろう!ちゃんと生きよう!って思いました。

正直、がんになってから心のどこかで、どうせ長くは生きられないと思うからと、色んなことを諦めてきました。

 

私は、今までお金を出して猫を飼ったことがない。もし飼うことがあるとしたならば、捨てられていて自分が拾わなかったら死んでしまうという場面に遭遇したら、連れて帰ろうと考えていた。

でも今時、そんなことって、ほとんどないよね。

 

ペットショップの子がとても気になっていた。ガラス越しに見えるんだけど、どんどん大きくなっていて、いい人に飼ってもらえるといいなって思っていたんだけど、私以外のお客さんに抱っこされたことがないとのこと。このまま大きくなったら、どうなるのだろうと思っていた。

 

ほんとは、もし飼うのであれば保護猫ちゃんにしたいと思っていたのだけど。。。

 

なんだかんだ、夫とペットショップに行くことになり、猫を夫に抱っこしてもらったら、肩まで登って行っちゃって、別に懐いたわけでもないと思うけど、夫は完全に自分のことを気に入られたかのように錯覚を起こし、うちの子になりました(笑)。

 

とりあえず、猫ちゃん!よくやった!(笑)。

 

ということで、この猫が私の生きる希望の子になってくれたのです。

幸福を呼ぶ猫です。

名前は決めていたのですが、夫が自分が付けると言ったので、譲りました。

 

チョコレートが好きだからチョコちゃんです。←ちょっと、その名前って(笑)と思いましたが。。。

 

チョコのお話はたまにしていきたいです♪

 

次は、がんになった時のことを話してみようと思います。