とうとう、この日がやってきました。

 

前の手術が長引いているということで、来てくれた家族とも、長く一緒に過ごすことが出来ました。

母親は、本当に疲れ切っている感じで、私のベッドで、手術中、横になっていてもらいたいと思いましたが、ベッドは手術室へ移動してしまうとのことでした。

 

本当に、家族には大変心配かけて、親不孝な娘だと申し訳なく思いました。

 

血栓予防の弾性ストッキングをはいて、手術着として購入した、とても気に入ったものを着て、中はパンツのみで、気に入った帽子かぶって、気分をあげて、点滴棒をガラガラ引っ張って手術室へは歩いて行きました。

 

夫には、先生が切除した私の胃を見せてくれたら、写真撮っておいてねと言って、皆と、手を振って、明るく手術室に入りました。

 

既に腹腔鏡手術で、経験済なので、スムーズでした。

 

ずっと担当してくれていた先生が執刀医ではなかったのですが、急遽、執刀してくれることになったのです。

 

手術台に乗ってから、そのことが分かりました。

 

当初の先生もとてもいい先生でしたが、やはり最初からずっと一緒に闘ってくれた先生に執刀してもらえることは、とても嬉しかったです。

 

いよいよ硬膜外麻酔です。

 

ボールペンの芯くらい太い針を刺すと聞いていたので、麻酔科の先生に、心配なことはあるかと聞かれた時に、それが怖いと伝えてありました。

 

海老のように丸まったら、後ろで、先生が、誰かに何番目のここに、思いっきりと言っているのです。

 

大学病院ですから、若い人に付いて教えて、実践させるんだなと思いました。

 

その時に、先生が注射をする近くの背骨の肉をぎゅっと爪でつまみました。

 

その瞬間に、グイっと押された感じで、もう終わったよと言われました。

針を刺した感じが全くしなかったのです。

 

不安だと言ったこと、覚えていてくれたんだと、思わず、先生、上手いですねって言ったら、手術室の皆がどっと笑って、手術前に、こんな笑うことないよって言われ、すごく緊張も解けました。

 

今回は、麻酔がかかるまで、女性の看護師さんが、ずっと、手を握っていてくれました。

なんだか、とても安心しました。

 

酸素マスクをつけられたら、また、今度は、鼻がかゆくなり、伝えたけど、首を横に振ったので、もう麻酔がかかるから分からなくなるから、いいってことでしょ?って言ったところで意識がなくなりました。

 

今、思い出しても、手術台に乗ってから、恐怖とか、不安とか全く感じなかったです。

 

そして、腹膜に転移なく、胃2/3とリンパ節の切除が無事終了しました。

 

夫と両親に、先生から切除した胃を見せてもらい説明があったとのこと。

 

少し時間がかかったのは、術前の抗がん剤が思ったより効いて、リンパがぺったんこにくっついていて、はがすのに時間がかかったとのことでした。

 

母親は切除した胃を見て、がんが、ぼこぼこしていたと言っていました。

 

夫は、胃の写真を撮ることなど、全く忘れていて、頼まれたことも覚えていないと言っていました。

 

見たかったのにな。。。

 

本当に無事手術が終わって良かったです。

 

先生方、看護師さん、家族に心から感謝です。

 

でも、まだまだ、これからです。

 

次は、手術後のハプニングについて、お話します。