渡部です。お元気でしょうか?
あなたのお家にあるピアノの音色、あきらめていませんか?
実は私がその一人でした。
ピアノの音色って変えられるんです!!(知らなかったの私だけ?(^^;)
今回はそこまでに至る、私の放浪記をお伝えしたいと思います。
私の家にあるピアノですが、かなりキンキンとダイレクトに響くようになっていて、
もう少し、まろやかな音がイイなと憧れておりました。
自分としては、以前、友人宅でカワイのグランドピアノを弾かさせてもらった時に、
とてもまろやかで、低音のよく響く、いわゆる「カワイトーン」と呼ばれる音で、とても気に入っていました。
それで、カワイのグランドピアノを求めて、カワイ楽器さんのお店で試弾させていただいたり、ネットで個人で売り出している方のお家に試弾にお邪魔したり、
はたまた、グランドギャラリーさんにお邪魔したりして、色々なピアノを試弾させて頂きました。
その時に、最高技術責任者という役職を持つ、塩崎さんという方が対応して下さいました。(内心、恐れ多く、プルプルしておりました(^^;)
私がカワイのグランドピアノを試弾させて頂いた時、少し音が固く感じたと話していたら、
「大丈夫ですよ。すぐにお好みの音色にしますから、ちょっとお茶でもしていて下さい」
との事でした。
私は、内心、「え、ピアノの音って変えれるの?」と思いながら、カワイ以外のグランドピアノなども試弾させてもらったりして待っていました。
その後、塩崎さんが数分ピアノに手入れをしたものを弾かせて頂いたら、
なんと、音色が私好みのまろやかな音色に変わっていました
塩崎さんは、「音色はすぐに変えれますよ。そのお家の部屋の大きさや、お好みに応じて」と話されておりました。
私はそれまでは、音というのは、その楽器自体が元々持っている固有の音なのかと
思っていました。
だから、ピアノを選ぶ時には、実際に弾いてみて、自分の好みの音色かどうかや、タッチは心地よいか、(あとやっぱり予算もあるけど(^^;) などで選びますよね。
よく、ヤマハはキラキラした音で、カワイはまろやかな音という話も耳にしていたので、メーカーによって違う音なんだと思っていました。
が、あっさり覆りました(^^;。
私は自分の持っているピアノは、「こういう音の楽器なんだ」と半ばあきらめて、外側の世界に放浪の旅に出てましたが、
よし、じゃあ、塩崎さんに家のピアノの音色を変えてもらえないだろうか?
とダメもとでお願いしたところ、なんと、快く引き受けてくれました!!
で、その結果は、
「なんじゃこりゃ~!!」
という、すっばらしく優しいまろやかな音色に変わっておりました!!
(私のイメージでは、深い海の中からエメラルドグリーンの光が届くような感じ)
塩崎さんは、「音色はこうやって変えますよ」と、実際に工程を見学させてくれました。
他にも家までくる道中で、何故調律師になったのかや、その頃から今に至るまでのお話しなどをとても気さくにしてくれました。
調律師さんを育てる講師をしている方に自宅まで来ていただいて、色々お話出来た事は、ホントに奇跡のような感じでした。
塩崎さん、ありがとうございました!
これからも皆さんに「音色は変えられる!!」事をお伝えして頂けたらと思います!!