さて、人はどこを見て
「この人と一緒に仕事がしたい」と思うんでしょう?

時々、
「僕より(私より)、下手な奴らが使われている」
なんていう言葉を耳にすることがあります。

この言葉には思うところがたくさんありますが、
その話はまたの機会に譲るとして、
正にその通り。
能力的に劣る(と貴方が思っている)人が仕事を得る事は
実に良くある話です。

では、何が自分と違うのでしょう?
そのひとは、本当に自分より劣っているのでしょうか?

いつも自分を軸に物事を考えることは、
決して悪いことではありません。
けれども、たとえば、視点を変えて
「自分に足りないことはなんだろう?」
「どうして、この人なんだろう?」と
感情的にではなく、客観的に考えることも
とても大事なことです。

その上で、
自分を変化させてゆく勇気が必要だということです。

ここで重要になるのが「のびしろ」です。
まだ十分なキャリアはないけれども、
頭と心が柔らかくて、変化出来る要素がある
毎回確実に成長してくる
そんなことからはじまって
誠実で、一緒にいて楽しいというものまで

人を雇う側には、
雇う側の理由が必ずあります。

完璧で、仕事が出来る頭の固い、
プライドの高い人よりも
自分の意見を持ちながら、
柔軟で共に大きな目標向かっていける人の方が
間口が広がるように思います。

どんな世界でも、
既存の枠を越えて、ブレーンの1人や参加者の1人に
新規で受け入れて貰うには大きな山があります。

山を越える方法は色々ありますが
その一つが柔らかな心と頭だと思います。
いつもの思考回路から抜け出してみたら、
また別の景色が見えてくるかもしれませんよニコニコ